最終更新日:2026年10月31日
Ralph Tresvant、Sade、Bobby Brown、Toni Braxtonなど、90年代R&Bを彩ったアーティストの名曲を集めたGarry Pandaの「The 90s R&B Slow Jam Playlist You NEED For Cuffing Season」。秋冬に誰かと過ごしたくなる季節のムードに寄り添い、甘く切ないスロージャムを中心に、ニュージャックスウィングやR&Bバラードも交えた全29曲を楽しめます。この記事ではMixの曲順に沿って、各曲の特徴や制作背景、原曲とRemixの違いを解説します。1988年や2000年代の楽曲も含め、時代を越えて愛されるサウンドに注目してください。
この記事でわかること
- Mixに収録された全29曲と曲順
- 各曲のアーティスト、プロデュース、収録作品、レーベル、初出年
- 原曲、Remix、別バージョンを見分ける要点
- 確認済みクレジットからわかる演奏、歌唱、制作背景
- 記事内のYouTubeリンクからMix全体を視聴する方法
目次
1. 90年代R&Bの名曲29曲を楽しむSlow Jam Mix
今回のMixは、90年代のスロージャムを中心に、ニュージャックスウィングの軽快なビートから情感豊かなR&Bバラードまで楽しめる全29曲の選曲です。ソロシンガー、ボーカルグループ、客演、Remixなど、同じR&Bの中でも多彩なスタイルが登場します。曲の並びから生まれる雰囲気の変化にも注目してください。
収録曲は90年代の作品だけではありません。Karyn White「Superwoman」(1988年)、Case「Missing You」(2000年)、Mariah Carey「Through the Rain」(2002年)なども登場します。年代を行き来しながら、歌声やメロディーの違いを楽しめるSlow Jam Mixです。
2. Ralph TresvantからNew Editionへ。ソロとグループの序盤8曲
序盤は、New Editionで活躍したRalph TresvantやBobby Brownのソロ曲から、6人が再集結したアルバム『Home Again』のNew Editionへとつながります。個人の歌声とグループのハーモニーを聴き比べられる流れです。
Jimmy JamとTerry Lewisのプロデュース作品に加え、Bobby Brown「Good Enough」の通常版とRemixを続けて収録。歌唱の個性だけでなく、同じ曲でもアレンジによって印象がどう変わるかに注目したい序盤8曲です。
1. Ralph Tresvant「Sensitivity」

- アーティスト:Ralph Tresvant
- プロデュース:Jimmy Jam、Terry Lewis
- 収録作品:Ralph Tresvant
- レーベル:MCA Records
- リリース年:1990年
Ralph Tresvantが1990年に発表したソロデビューアルバムの代表曲。Jimmy JamとTerry Lewisが手がけた軽快なビートに、Ralph Tresvantの柔らかな歌声と自身のバックコーラスが重なります。New Editionで培った歌唱力を生かしながら、ソロとしての存在感を示したナンバー。グループ時代との違いを意識して聴くのもおすすめです。
2. Sade「Kiss of Life (Bonus Kiss Mix)」

- アーティスト:Sade
- プロデュース:Gerry V
- シングル:Kiss of Life (Bonus Kiss Mix)
- レーベル:White Label
- リリース年:1994年
Sadeの「Kiss of Life」をもとに、Gerry Vが制作した1994年のホワイトレーベル・リミックス。原曲の落ち着いた雰囲気に対し、より強いビートを前面に出したアレンジが特徴です。Gerry V本人も初期の制作として振り返っている作品で、Sadeの公式リリースとは区別して紹介する必要があります。原曲とのリズムの違いを楽しめる一曲です。
3. Sonja Marie「And I Gave My Love 2 U (Remix)」

- アーティスト:Sonja Marie
- プロデュース(原曲):Babyface/Remix担当:未特定
- 収録盤:未特定(FRC-012『SPECIAL REMIXES』に関連する収録例あり。Mix使用版との一致は未確認)
- レーベル:Remix初出レーベル未特定(原曲はArista Records)
- リリース年:Remix初出年未特定(原曲は1995年)
映画『Waiting to Exhale』のサウンドトラックに収録されたSonja Marie「And I Gave My Love to You」をもとにしたRemix。原曲はSonja MarieとBabyfaceが作曲し、Babyfaceがプロデュースした1995年の作品です。レコード店の資料には、Sonja Marie「& I Gave My Love 2 U」を収録した12インチ盤『SPECIAL REMIXES』(FRC-012)が存在します。ただし非公式盤として紹介され、発売年やRemix制作者の明確な記載もありません。今回のMixに使用された版との同一性は確認できないため、原曲とRemixの情報を分けて掲載しています。
4. Blackstreet「Givin' You All My Lovin'」

- アーティスト:Blackstreet
- プロデュース:Teddy Riley、Leon Sylvers III
- 収録作品:Blackstreet
- レーベル:Interscope Records
- リリース年:1994年
Blackstreetが1994年のデビューアルバム『Blackstreet』で発表した一曲。Teddy RileyとLeon Sylvers IIIによる制作で、ニュージャックスウィングの流れを感じさせるリズムと、グループの重なり合うボーカルが聴きどころです。ビートの存在感と歌声の調和に注目すると、Blackstreet初期のサウンドがより鮮明に伝わります。
5. Bobby Brown「Good Enough」

- アーティスト:Bobby Brown
- プロデュース:L.A. Reid、Babyface、Daryl Simmons
- 収録作品:Bobby
- レーベル:MCA Records
- リリース年:1992年
Bobby Brownの1992年のアルバム『Bobby』に収録されたR&Bナンバー。L.A. Reid、Babyface、Daryl Simmonsが制作を手がけ、Bobby Brownの歌声を軸に仕上げています。バックコーラスにはWhitney Houstonも参加。続けて登場する「4 Deep in a Jeep Mix」と聴き比べることで、通常版ならではの歌と伴奏のバランスにも目が向きます。
6. Bobby Brown「Good Enough (4 Deep in a Jeep Mix)」

- アーティスト:Bobby Brown
- 原曲プロデュース:L.A. Reid、Babyface、Daryl Simmons/リミックス:The LaFace Family、Louil Silas Jr.(1992年MCA盤)
- シングル:Good Enough
- レーベル:MCA Records
- リリース年:1992年
Bobby Brown「Good Enough」の1992年発売シングルに収録された公式Remix。「4 Deep in a Jeep Mix」は5分22秒のバージョンで、1992年のMCA盤(MCA8P 2483など)ではThe LaFace FamilyとLouil Silas Jr.がリミックス担当として記載されています。今回のMixでは通常版の直後に配置されており、同じ歌がアレンジによってどう変化するか聴き比べられます。なお、動画内で使われた音源と当該盤のマスターとの一致は未照合です。
7. Tony! Toni! Toné!「Anniversary」

- アーティスト:Tony! Toni! Toné!
- プロデュース:Tony! Toni! Toné!
- 収録作品:Sons of Soul
- レーベル:Wing Records/Mercury Records
- リリース年:1993年
Tony! Toni! Toné!が1993年のアルバム『Sons of Soul』で発表したラブソング。記念日を祝う歌詞とRaphael Saadiqの歌声が印象に残ります。Raphael Saadiqは長く愛される曲を目指したと振り返っており、その思いはシンプルなテーマにも表れています。約9分半のアルバム版も存在し、曲の世界観にじっくり浸れる作品です。
8. New Edition「One More Day」

- アーティスト:New Edition
- プロデュース:Jimmy Jam、Terry Lewis
- 収録作品:Home Again
- レーベル:MCA Records
- リリース年:1996年
New Editionが6人で再集結した1996年のアルバム『Home Again』に収録されたバラード。Jimmy JamとTerry Lewisがプロデュースし、フォークやソウルを思わせる穏やかな曲調に、メンバーの声が重なります。序盤で続いたソロ作品を経て聴くと、グループならではの歌の受け渡しとハーモニーが際立ちます。
3. CaseからDamion Hallへ。歌声と共演を楽しむ中盤7曲
中盤はCaseやJoeのソロ曲から、Johnny Gillの「My, My, My」、Jimmy SommersとSparkleの共演、Chanté Mooreの作品へと展開します。歌唱だけでなく、Kenny GやJimmy Sommersのサックスも聴きどころです。
バラードの切なさ、サックスとボーカルの掛け合い、デュエットならではの声の重なり方を楽しめる7曲。ソロ作品と共演曲を交互にたどりながら、R&Bのさまざまな表情に触れられます。
9. Case「Missing You」

- アーティスト:Case
- プロデュース:Tim & Bob
- 収録作品:The Nutty Professor II: The Klumps (Original Motion Picture Soundtrack)
- レーベル:Def Soul
- リリース年:2000年
Caseが2000年に発表したR&Bバラード。Tim & Bobのプロデュースによる落ち着いたトラックに、離れた相手を思うCaseの歌声が響きます。映画『ナッティ・プロフェッサー2』のサウンドトラックで先に発表され、翌2001年のアルバム『Open Letter』にも収録。90年代の流れを受け継いだ2000年代初頭の一曲です。
10. Joe「All That I Am」

- アーティスト:Joe
- プロデュース:Joe、Edwin "Tony" Nicholas
- 収録作品:All That I Am
- レーベル:Jive Records
- リリース年:1997年
Joeが1997年に発表したアルバム『All That I Am』の表題曲。JoeとEdwin "Tony" Nicholasがプロデュースを手がけています。Nicholasによれば、この曲はJoeのために最初に完成させた作品で、レコード会社からの評価を機にアルバム制作への参加が広がったといいます。歌声の魅力だけでなく、アルバム誕生の経緯にも注目したい楽曲です。
11. Johnny Gill「My, My, My」

- アーティスト:Johnny Gill
- プロデュース:L.A. Reid、Babyface
- 収録作品:Johnny Gill
- レーベル:Motown Records
- リリース年:1990年
Johnny Gillが1990年に発表したスロージャムの代表曲。L.A. ReidとBabyfaceを中心とする制作陣に加え、Kenny GのサックスとAfter 7のバックコーラスが参加しています。Johnny Gillの力強いリードボーカルに管楽器の旋律とコーラスが寄り添い、華やかさと切なさを同時に感じさせます。
12. Jimmy Sommers「Lovin' You feat. Sparkle」

- アーティスト:Jimmy Sommers feat. Sparkle
- プロデュース:Steve Huff
- 収録作品:360 Urban Groove
- レーベル:Higher Octave Jazz
- リリース年:2001年
Jimmy Sommersの2001年のアルバム『360 Urban Groove』に収録された、ジャズとR&Bをつなぐナンバー。Steve Huffがプロデュースし、Jimmy SommersのサックスとSparkleのボーカルが交互に存在感を放ちます。管楽器のフレーズと歌声のやりとりを楽しめる点が、この曲ならではの魅力です。
13. Toni Braxton「Breathe Again」

- アーティスト:Toni Braxton
- プロデュース:L.A. Reid、Babyface、Daryl Simmons
- 収録作品:Toni Braxton
- レーベル:LaFace Records/Arista Records
- リリース年:1993年
Toni Braxtonの1993年のデビューアルバム『Toni Braxton』に収録されたバラード。L.A. Reid、Babyface、Daryl Simmonsが制作し、繊細なメロディーにToni Braxtonの低くハスキーな声が重なります。失った恋を思う歌詞を、抑えた歌い出しから感情を込めた歌唱へとつなぐ表現が印象的。声そのものの深みを味わえる一曲です。
14. Chanté Moore「It's Alright」

- アーティスト:Chanté Moore
- プロデュース:Vassal Benford
- 収録作品:Precious
- レーベル:Silas Records/MCA Records
- リリース年:1992年
Chanté Mooreの1992年のデビューアルバム『Precious』に収録されたR&Bナンバー。Vassal Benfordがプロデュースし、Chanté Moore自身も作詞とボーカルアレンジに参加しています。伸びやかな高音とゴスペルを思わせる力強い掛け合いが聴きどころ。歌声の幅広い表現に注目したい楽曲です。
15. Damion Hall「Satisfy You (All Day Long Vocal Version) feat. Chanté Moore」

- アーティスト:Damion Hall feat. Chanté Moore
- プロデュース:Bryan Loren
- シングル:Satisfy You
- レーベル:Silas Records/MCA Records
- リリース年:1994年
Damion HallがChanté Mooreを迎えた1994年の「Satisfy You」の別バージョン。Bryan Lorenが制作を手がけ、約7分にわたる「All Day Long Vocal Version」では、二人の声の重なりと歌唱を中心に楽しめます。直前のChanté Mooreのソロ曲と続けて聴くことで、彼女の声がデュエットの中で見せる違った表情にも気づけます。
4. Harold TravisからDonell Jonesへ。切ない恋を描く7曲
このセクションでは、Harold Travisの失恋をテーマにした曲から、Faith Evansが歌う信頼と愛情、Donell Jonesの繊細なボーカルまで、さまざまな恋愛の場面を描いた作品が続きます。
Christopher Williams「All I See」に参加したDeVante SwingやHorace Brownのバックコーラス、TQの鍵盤とビートなど、歌を支えるサウンドにも注目です。曲ごとに異なる歌唱やアレンジの違いを追いながら聴ける7曲です。
16. Harold Travis「Where Did Love Go」

- アーティスト:Harold Travis
- プロデュース表記:R. Stacy(1993年『Billboard』シングル欄)/Bobby Brown(『B. Brown Posse』LP資料)※資料間で相違
- 収録作品:B. Brown Posse
- レーベル:MCA Records
- リリース年:1993年
Harold Travisが1993年のアルバム『B. Brown Posse』で発表したR&Bナンバー。失われた恋を描く歌詞とミッドテンポのビートが特徴で、当時の『Gavin Report』でも紹介されています。制作クレジットは資料によって異なり、1993年8月7日付『Billboard』のシングル欄では「R. Stacy」、アルバムLPのクレジット転記では「Bobby Brown」とされています。両者を同一視せず、原盤や版の違いを確認する必要があります。
17. Me-2-U「Raindrops」

- アーティスト:Me-2-U
- プロデュース:Kevin "K-Jack" Jackson、Erik White
- 収録作品:Me-2-U
- レーベル:RCA Records
- リリース年:1993年
Me-2-Uが1993年のデビューアルバム『Me-2-U』で発表したラブソング。Kevin "K-Jack" JacksonとErik Whiteがプロデュースを担当しました。伸びやかなリードボーカルと、繰り返されるフレーズの力強い歌い回しが印象的。グループの歌唱表現にじっくり耳を傾けたい一曲です。
18. Christopher Williams「All I See」

- アーティスト:Christopher Williams
- プロデュース:Christopher Williams、DeVante Swing
- 収録作品:Changes
- レーベル:Uptown Records/MCA Records
- リリース年:1992年
Christopher Williamsの1992年のアルバム『Changes』に収録された一曲。Christopher WilliamsとDeVante Swingが共同プロデュースし、DeVante Swingはボーカルアレンジやバックコーラスにも参加しています。Horace Brownの歌声も加わり、リードボーカルを取り囲む厚みのあるハーモニーが聴きどころ。制作陣が歌唱にも関わる面白さがあります。
19. R. Kelly「Sex Me (Part I)」

- アーティスト:R. Kelly
- プロデュース:R. Kelly
- 収録作品:12 Play
- レーベル:Jive Records
- リリース年:1993年
R. Kellyが1993年のアルバム『12 Play』で発表したスロージャム。作詞・作曲からプロデュース、アレンジまで自身で担当しています。ゆったりとしたリズムと官能的な歌詞が特徴で、今回のMixに収録されているのは二部構成のうち「Part I」です。通常の曲名だけでは見落としやすい版の違いにも注目してください。
20. TQ「Better Days」

- アーティスト:TQ
- プロデュース:Femi Ojetunde、Mike Mosley
- 収録作品:They Never Saw Me Coming
- レーベル:Epic Records
- リリース年:1998年
TQが1998年のデビューアルバム『They Never Saw Me Coming』で発表したR&Bナンバー。Femi OjetundeとMike Mosleyがプロデュースし、TQ自身も制作に参加。キーボードの音色とリズミカルなビートが、低めの声を生かした歌唱を支えます。前後のバラードとは少し異なる、90年代後半のR&Bのリズム感を楽しめる楽曲です。
21. Faith Evans「Don't Be Afraid」

- アーティスト:Faith Evans
- プロデュース:Herb Middleton
- 収録作品:Faith
- レーベル:Bad Boy Records/Arista Records
- リリース年:1995年
Faith Evansが1995年のデビューアルバム『Faith』で発表した一曲。Herb Middletonによる落ち着いたトラックの上で、相手に心を開いてほしいという思いを歌っています。力強さの中に柔らかさもあるボーカルが、言葉の意味を引き立てるラブソングです。
22. Donell Jones「Wish You Were Here」

- アーティスト:Donell Jones
- プロデュース:Darin Whittington
- 収録作品:My Heart
- レーベル:LaFace Records
- リリース年:1996年
Donell Jonesの1996年のデビューアルバム『My Heart』に収録されたR&Bナンバー。Darin Whittingtonのプロデュースで、Donell Jones自身がリードボーカルとバックコーラスの両方を担当しています。自分の声を重ねたハーモニーが特徴で、派手な演出に頼らずに歌唱の繊細さを伝える作品です。
5. JoeからMariah Careyへ。時代を越えた終盤7曲
終盤はJoeやHorace Brownなど90年代の作品を中心に、1988年のKaryn White「Superwoman」、2002年のMariah Carey「Through the Rain」へと広がります。年代は異なりますが、恋愛や別れ、希望を描くバラードがMixの余韻を作ります。
Ralph Tresvant、Brandy、Brian McKnightと続く終盤では、歌詞の物語や歌声の表現に注目してください。最後のMariah Careyまで聴くと、同じR&Bでも感情の伝え方がそれぞれ異なることに気づけます。
23. Joe「How Soon」

- アーティスト:Joe
- プロデュース:Edwin Nicholas、Gerald Levert
- 収録作品:All That I Am
- レーベル:Jive Records
- リリース年:1997年
Joeの1997年のアルバム『All That I Am』に収録されたR&Bバラード。Edwin NicholasとGerald Levertがプロデュースし、Gerald Levertはバックコーラスにも参加しています。離れて暮らす恋人の仕事を応援しながら、早く会いたいと願う気持ちを描いた歌詞が印象的。穏やかな伴奏と声の重なりが、その切なさを引き立てます。
24. Horace Brown「Trippin'」

- アーティスト:Horace Brown
- プロデュース:Big Bub、Butch Whip
- 収録作品:Horace Brown
- レーベル:Motown Records
- リリース年:1996年
Horace Brownが1996年のデビューアルバム『Horace Brown』で発表した一曲。Big BubとButch Whipがプロデュースを担当しています。作曲クレジットにBurt BacharachとHal Davidの名があるのは、彼らの作品「The Look of Love」に由来する要素が使われているため。過去の名曲が90年代R&Bへと受け継がれている点にも注目したい楽曲です。
25. Ralph Tresvant「Do What I Gotta Do」

- アーティスト:Ralph Tresvant
- プロデュース:Jimmy Jam、Terry Lewis
- 収録作品:Ralph Tresvant
- レーベル:MCA Records
- リリース年:1990年
Ralph Tresvantの1990年のソロデビューアルバムに収録されたバラード。Jimmy JamとTerry Lewisのプロデュースのもと、相手を傷つけたくない気持ちと、別れを選ばざるを得ない葛藤を歌っています。冒頭の「Sensitivity」と聴き比べると、同じシンガーの異なる表情に気づけるはずです。
26. Karyn White「Superwoman」

- アーティスト:Karyn White
- プロデュース:L.A. Reid、Babyface
- 収録作品:Karyn White
- レーベル:Warner Bros. Records
- リリース年:1988年
Karyn Whiteが1988年のデビューアルバム『Karyn White』で発表したバラード。L.A. ReidとBabyfaceが制作を手がけています。恋人に尽くしながらも、すべてを背負える「スーパーウーマン」ではないという思いを歌った作品で、恋愛の中でも自分を大切にしたい気持ちが伝わります。90年代R&Bにつながる前夜の名曲です。
27. Brandy「Have You Ever?」

- アーティスト:Brandy
- プロデュース:David Foster
- 収録作品:Never Say Never
- レーベル:Atlantic Records
- リリース年:1998年
Brandyが1998年のアルバム『Never Say Never』で発表したバラード。David Fosterによるピアノやギターを中心としたアレンジに、Brandyの繊細な歌声が重なります。届かない恋の切なさを描く歌詞と、感情の高まりに合わせて広がるメロディーが印象に残る一曲です。
28. Brian McKnight「Anytime」

- アーティスト:Brian McKnight
- プロデュース:Brian McKnight
- 収録作品:Anytime
- レーベル:Mercury Records
- リリース年:1997年
Brian McKnightが1997年のアルバム『Anytime』に収録したバラード。自身でプロデュースを手がけ、リードボーカルとバックコーラスも担当しています。失った恋人を忘れられない気持ちを、重ねた歌声と切ない旋律で表現。歌い手であり制作者でもあるBrian McKnightの個性を感じられます。
29. Mariah Carey「Through the Rain」

- アーティスト:Mariah Carey
- プロデュース:Mariah Carey、Jimmy Jam、Terry Lewis、James Wright
- 収録作品:Charmbracelet
- レーベル:MonarC Entertainment/Island Records
- リリース年:2002年
Mariah Careyが2002年のアルバム『Charmbracelet』で発表したバラード。Jimmy Jam、Terry Lewis、James Wrightとともに制作し、困難の中でも前に進もうとする気持ちを歌っています。静かな歌い出しから次第に力強さを増すボーカルが印象的。恋愛をテーマにした楽曲が多いMixを、希望のメッセージで締めくくる一曲です。
よくある質問
Q. 収録曲はすべて1990年代に発表された曲ですか?
いいえ。90年代の作品が中心ですが、1988年のKaryn White「Superwoman」、2000年のCase「Missing You」、2001年のJimmy Sommers「Lovin' You」、2002年のMariah Carey「Through the Rain」も含まれます。「90s」はMix全体のテーマを示しており、全曲の初出年代を限定する意味ではありません。
Q. 原曲とRemixはどのように見分けられますか?
記事では、原曲・Remix・Vocal Versionの表記に加え、対応する収録盤や制作クレジットを区別しています。版固有の資料が不足している曲については、推測で原曲の制作情報を当てはめず、確認が必要な項目として残しています。
Q. 気になった曲だけ再生できますか?
この記事には曲別の再生開始位置を指定したリンクは掲載していません。記事内のYouTubeリンクからMix全体を再生し、曲順と解説を参考に楽しんでください。
Q. 主名義として複数回登場するアーティストは?
曲名の前に置いた主名義で数えると、Ralph Tresvant、Bobby Brown、Joeがそれぞれ2曲ずつ登場します。Bobby Brownは「Good Enough」の通常版と4 Deep in a Jeep Mix、Ralph TresvantとJoeはそれぞれ異なる曲で参加しています。
まとめ
Garry Pandaの「The 90s R&B Slow Jam Playlist You NEED For Cuffing Season」では、90年代R&Bを中心とする全29曲を楽しめます。Ralph TresvantやBobby Brownのソロ曲からNew Editionへつながる序盤、通常版とRemixを続けて聴ける「Good Enough」、歌声とサックスの共演など、選曲の流れにも注目してください。1988年や2000年代の作品も交えながら、甘く切ないバラードから希望を歌うラストまで、さまざまなR&Bの表情が広がります。気になった曲の解説を読んだら、ぜひMix全体を通して聴いてみてください。
参考サイト
- Qobuz:Ralph Tresvantの制作クレジット
- Apple Music:Sensitivityを含む作品紹介
- Gerry V公式:Bonus Kiss Mixの制作回想
- Whitney Houston公式:Sonja Marie原曲情報
- Whitney Houston公式:Good Enoughの版情報
- AP通信:Anniversaryの制作回想
- Apple Music:Case「Missing You」の初出情報
- Qobuz:Joeの曲別クレジット
- Qobuz:Blackstreetの曲別クレジット
- Qobuz:New Edition「One More Day」の制作クレジット
- Washington Post:One More Dayの1996年当時評
- YouKnowIGotSoul:Edwin NicholasによるAll That I Amの制作回想
- Qobuz:Johnny Gillの制作クレジット
- MusicBase:My, My, Myの原盤クレジット転記
- Sessiondays:Jimmy Sommers原盤クレジット
- AllMusic:Lovin' Youのサックスと歌声の評価
- Qobuz:Toni Braxtonの曲別クレジット
- MusicBase:Breathe Againの原盤クレジット転記
- AllMusic:Breathe Againの歌声評価
- HITS:Breathe Againの1993年当時紹介
- Qobuz:Chanté Mooreの曲別クレジット
- We Plug Good Music:It's Alrightのボーカル評
- 盤面画像:Satisfy Youの版と制作情報
- Gavin Report:Where Did Love Goの当時紹介
- AllMusic:Me-2-Uの作品情報
- Gavin Report:Raindropsの1994年当時評
- Qobuz:All I Seeの参加クレジット
- Qobuz:Sex Me (Part I)の制作クレジット
- Qobuz:Better Daysの演奏クレジット
- Qobuz:Faith Evansの曲別クレジット
- Washington Post:Don't Be Afraidの1995年当時評
- Qobuz:Wish You Were Hereの歌唱クレジット
- Shazam:How Soonの歌唱・演奏クレジットと題材
- Qobuz:Trippin'の制作クレジット
- Shazam:Do What I Gotta Doの題材
- Pandora:Superwomanの曲別クレジット
- Cash Box:Superwomanの1988年当時評
- AllMusic:Superwomanの後年評価
- Qobuz:Have You Ever?の演奏クレジット
- MusicBrainz:Anytimeの原盤クレジット
- Billboard:Through the Rainの2002年当時評
- Qobuz:Sonja Marie原曲の制作情報
- TICRO MARKET:Sonja Marie収録のSPECIAL REMIXES盤情報
- Chartsurfer:Bobby Brown「Good Enough」の盤情報
- Billboard 1993年アーカイブ:Harold Travisのシングル情報
- MusicBase:B. Brown PosseのLPクレジット転記
- Copyright Encyclopedia:Horace Brown「Trippin’」関連クレジット
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